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 赤羽一嘉国土交通相は14日、台風15号の被害を受けた千葉県内を視察し、停電の早期復旧のため、経済産業省を通じて東京電力と建設業者の連携を強化する方針を示した。倒木が電線復旧の妨げになっており、連携を密にして復旧作業を効率的に進めるという。

 視察した同県館山市で報道陣の取材に答えた。復旧現場では倒木が電線に絡まっている場所が多くあり、東電だけでは倒木を撤去できる装備がなかったり、逆に建設業者だけでは電線に触れることができず、片付けが難しかったりするケースが相次いでいるという。

 このため国交省と経産省は、東電と建設業者がそれぞれどこの現場で連携し合う必要があるか情報を集約し、連携を強める。赤羽氏は「東電と建設業者のマッチングを進め、倒木の処理を加速化できるように取り組む」と話した。

 赤羽氏はこの日、千葉県の森田健作知事や千葉市の熊谷俊人市長、館山市の金丸謙一市長らと相次いで面談した。倒木の早期撤去のほか、被災した家屋にブルーシートをかける職人が不足しているとして、被災地以外から応援を求める要望を受けたという。(高橋尚之)