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 サウジアラビア国営通信は14日、東部の石油施設がドローンによる攻撃を受け、火災が発生したと伝えた。サウジと対立する隣国イエメンの反政府武装組織フーシが犯行を主張した。

 国営通信によると、ペルシャ湾に近い東部アブカイクなどにある国営石油会社「サウジアラムコ」の石油施設2カ所が攻撃を受けた。被害の詳細は明らかになっていない。ロイター通信によると、周辺には世界最大規模の石油施設や油田がある。

 フーシは同日、影響下にあるメディアを通じ、10機のドローンで攻撃したとし、「今後も作戦を拡大させる」と主張した。

 2015年に始まったイエメン内戦は、ハディ暫定政権を支えるサウジと、フーシを支援するイランの「代理戦争」とも言われる。サウジ主導の有志連合軍が軍事介入して空爆を続けるなどする一方、フーシはサウジに対してミサイルやドローンによる攻撃を強めており、8月にもイエメンの支配地域から1千キロ以上離れたサウジ東部の油田地帯をドローンで攻撃している。(ドバイ=高野裕介)