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 ハグもタトゥーも一般的ではないですよ――。20日に開幕するラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会を前に、英外務省が訪日客に対し、そんな注意喚起を行っている。何げない振る舞いが、文化の異なる日本ではトラブルに発展する可能性もあり、同省はコメディアンを起用して動画を制作。「お願いだから逮捕や強制送還をされないで」と呼びかけている。

 今大会には、英国を構成するイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド(アイルランド共和国との統一チーム)の4地域全てが出場する。同省は8月時点で、W杯関連で日本に5万人以上が旅行すると予測。11月2日の決勝まで約1カ月半に及ぶ大会で、4チームとも上位進出が有力視され、ファンの滞在も長期間に及びそうだ。

 そこで懸念されるのが、訪日客によるトラブル。国外で問題を起こし、同省の助けを借りた英国人は過去1年間で2万人以上いたという。同省は、英国で活躍する日本出身のタレント、コタニ・ユリコさんを起用し、注意を促す1分前後の動画を複数用意した。

 「日本人は友好的だが控えめでもある。公共の場で騒ぐのは問題」「現金中心の社会。カードが使えない場所も」「タトゥーは伝統的に組織犯罪、『やくざ』を連想させる。温泉で断られるかも」「日本でハグは一般的ではない」「コデインなど、英国の市販薬で日本では違法の物がある」

 多岐にわたる呼びかけの効果はいかに。

 コタニさんが出演する動画は以下のサイトで視聴できる。https://www.youtube.com/playlist?list=PLFiDMv19_4zOhUAzksQzs7Engr8Yk8L50別ウインドウで開きます(遠田寛生)