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 15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で、新潟県十日町市中里地域出身の服部勇馬選手(25)=トヨタ自動車=が2位に入り、来年の東京五輪男子マラソン代表に内定した。同市の越後妻有文化ホール・段十ろうでのパブリックビューイング(PV)では大勢の市民が声援を送り、バス2台で上京した関係者ら約80人が沿道から応援するなど、服部選手の快挙を後押しした。

 MGCの男子は服部選手ら30人で争われた。PVでは、中学校の陸上部員らを中心にテレビの実況中継に向かって「つかめ!! 東京五輪」と書かれた小旗を振って声援した。上京組は、服部選手の走る姿を3度見ることができる日本橋周辺に陣取り、「援馬隊」ののぼり40本を掲げた。

 服部選手は終始、2位集団を引っ張り、40キロ過ぎに優勝した中村匠吾(富士通)、3位の大迫傑(ナイキ)両選手と激しい競り合いも演じた。

 十日町中学校陸上競技部部長の高橋泰成(たいせい)君(14)=3年=は「日々の練習、一歩一歩の積み重ねの大切さを感じた。ラストスパートで勝負を決める、あんなかっこいいレースを僕もやってみたい」と興奮気味に話した。この日の総合防災訓練で指揮を執り、防災服姿のままPV会場に駆けつけた関口芳史市長は「いつかこんな時が来ると信じていた。東京五輪でも十分に金メダルを狙える」と声を張り上げた。(松本英仁)