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 男子ゴルフのANAオープンは15日、北海道・札幌GC輪厚(7063ヤード=パー72)で最終ラウンドが行われ、26歳の浅地洋佑がツアー史上最多の5人によるプレーオフを制し、5月のダイヤモンドカップに続き、ツアー通算2勝目を挙げた。浅地は通算16アンダーで並んだ時松隆光(りゅうこう)、嘉数光倫(かかずてるみち)、ショーン・ノリス(南アフリカ)、スンス・ハン(米)とのプレーオフ1ホール目でバーディーを奪い、優勝を決めた。

 11位からスタートした石川遼は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算14アンダーの6位だった。

「考える時間があって良かった」

 18番パー4(410ヤード)であった5人によるプレーオフ。26歳の浅地は「ペースが遅いので、考える時間があって逆に良かった」。

 セミラフからの2打目は残り145ヤード。8番アイアンで打つか9番かと頭を巡らせる。「届かぬよりは」と8番を選び、集中できた。強みは「緊張した時に何も考えずに振るところ」。ライバルがミスショットをする中、ピンから1メートル、しかもついさっき沈めたパットとほぼ同じ所につけ、バーディーを奪った。

 「転がり込んできた優勝」と笑う。初日は65位で、11位スタートの最終日も10位以内が目標。先にホールアウトし、プレーオフにもつれるとは思っていなかった。昨夏結婚し、12月にパパになる。「もっと頑張らないと」。笑っていた顔が引き締まった。