【解説動画】M高史さんがMGCをライブ解説。聞き手はスポーツ取材歴15年の平井隆介記者です
[PR]

(15日、マラソングランドチャンピオンシップ男子)

 「冷静に、冷静に」。服部はずっと自分に言い聞かせていた。設楽が序盤から抜け出す展開。2位集団で細かな仕掛け合いがある中でも「流れに身を任せる」と、勝負の時を待った。

 40キロ手前で中村がスパートしても、「絶対に深追いしない」。大迫との2位争い。先に前に出られたが、大迫が後ろを振り返ったのを見て「勝機」ととらえた。最後の力を振り絞り、42キロ手前で追い抜いた。

 終盤勝負は「苦手意識があった」。克服しようと、45キロ走など、長い距離を走る練習を増やした。昨年12月の福岡国際マラソンを制した後は、40キロ走の翌日に坂道を走る練習も自らの提案で取り入れた。結果、40キロ手前から上りになるコースで粘りきり、「最後は自信があった。まだ足が残っていた」とほほえんだ。