【ノーカット解説動画】M高史さんがMGCを解説。聞き手はスポーツ取材歴15年の平井隆介記者
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 東京五輪代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で優勝し、五輪代表に内定した中村匠吾選手(26)=富士通。練習拠点を置く母校・駒沢大学の関係者は喜びに沸いた。

 同大陸上競技部の主務、青山尚大さん(20)は他の部員とともに35キロ地点の東京・神保町で観戦。先輩の中村選手に向け「いけぇ」と大声で後押した。

 今年1月から主務となり、練習時間の連絡などを中村選手と取るようになった。感情を表に出さない先輩だが、1万メートル走を大八木弘明監督の指示通りの速いペースで走りきるなど、日々の練習に対する姿勢にすごみを感じていた。

 今月9日、寮で中村選手が朝食を終えるのを見計らって、部員ら約40人で、寄せ書きを手渡した。中心には大きな文字で「東京2020 中村匠吾 勝ち獲れ」。青山さんが考えたメッセージだ。少し笑って「ありがとう」と中村選手が喜んでくれたのがうれしかった。

 青山さんはこの日の優勝で「駒大のやり方が日本一なんだ、と現役部員も自信をもらった」と喜んだ。来夏の東京五輪は例年、合宿の時期だというが「チャンスがあればまた、沿道から先輩を応援したい」。(山本亮介