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経済インサイド

 生活用品大手の「アイリスオーヤマ」(本社・仙台市)。収納用品やペット用品などで知られるが、最近は家電にも力を入れている。同社の家電部門に集うのは、かつて電機大手で設計や開発の最前線にいた技術者たち。世界を引っ張った電機大手が韓国や中国メーカーとの競争などで力を失い、リストラで人を減らすなか、新天地をアイリスに求めた。あるテレビ技術者の姿から、家電事業拡大を進めるアイリスを追った。

東芝から新天地へ

 JR川崎駅前の商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」。その一角にある店に、「大画面でも美しく」「よりお求めやすく」といううたい文句とともに液晶テレビが並ぶ。ここは家電量販店ではなく、アイリスオーヤマ傘下のホームセンター「ユニディ」。そこに、同社の独自ブランド「LUCA(ルカ)」のテレビなど家電が陣取っている。

 「ホームセンターに置けば、アイリスの家電の認知度アップにもつながる」。アイリスのテレビ事業を統括する武藤和浩氏(59)はそう話す。アイリスに入ったのは3年前。今年1月、テレビ事業部長に就いた。

 1983年に大学を卒業し、電機大手の東芝に入った。入社以来、録画やテレビといった映像機器事業に関わってきた。ビデオレコーダーなどを中心に、設計や商品企画、マーケティングも手がけた。

 90年代に年間1千万台規模だったテレビの国内出荷台数は、2000年代に入り、ブラウン管から液晶への移行、そしてアナログからデジタル放送への移行で急拡大。10年には2500万台を超えた。「当時はとにかく活気があった」

 しかし、日本勢は中核技術の液…

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