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 中学校に十分通えなかった人や、日本語を学びたい外国人を対象とした備前市の「夜間学び直し事業」が今月始まった。開講日には市内の企業で働くベトナム人6人と、幼少期を海外で過ごした日本人女性1人が参加した。月2回程度、来年2月末まで開催し、来年度以降も続ける。

 市立日生中学校の教室で午後6時半から2時間半、開催。外国人対象の授業は日本語学校から講師を招き、日本語や日本の習慣を指導する。日本人への授業は、元教師らが小学校から中学校の内容まで個別で教える。高校受験の希望者にも対応する。

 14日は「開講式」後に受講生と講師が自己紹介。日本人と外国人の教室に分かれ授業を始めた。日本人対象の授業に参加した柳澤映葉さん(40)は、商社勤務の父親の都合で幼少期をフランス語圏のアルジェリアで過ごした。日本に戻った後も、フランス人学校で高校までを終えた。長男(4)の就学を前に「日本の学校の様子を知りたい」と申し込んだという。

 夜間学び直しは岡山市の県生涯学習センターなどでも実施されている。(菅野みゆき)