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 香川県内の中学、高校生が観光客に茶や茶菓子を振る舞う「秋の高校生大茶会」が14日から16日まで、高松市栗林町1丁目の栗林公園で開かれた。

 栗林公園での大茶会は7年前から開かれている恒例行事で、今年は3日間で5校が参加した。16日は三木高校の茶華道部員が大茶屋「掬月亭(きくげつてい)」で、大手前高松中・高校の茶道部員が商工奨励館でそれぞれお点前を披露した。

 三木高校の部員がもてなしたのは、掬月亭内の「掬月の間」。茶道具のうち、抹茶をすくい取る茶しゃくと、茶室を飾る風炉先びょうぶのコイの切り絵は部員が作った。部長の樫原紗羅さん(3年)は「切り絵は栗林公園のコイをイメージした。景観の美しい茶室で茶会ができてうれしい」と笑顔で接待していた。

 大茶会には多くの訪日外国人も立ち寄っていた。上海から家族で来た会社員の岳宗豪(ユエヅォンハオ)さん(37)は「茶菓子が見た目も味も上品で驚いた。若い人たちが良き伝統文化を引き継いでいる姿が美しいと感じた」と気に入った様子だった。(平岡春人)