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 ラグビーのワールドカップ(W杯)で2回の優勝を誇るオーストラリア。代表チームはワラビーズの愛称で親しまれる。でも、激しいプレーを敬遠してか、競技人口は伸び悩み気味だ。ラグビー大国の未来を支えようと、安全面での新たな取り組みが進んでいる。(シドニー=小暮哲夫)

子ども体格別チームで安全対策

 シドニー北部のラグビー場で日曜日の朝、「12歳以下」(今年12歳になる子)のチームの試合があった。見事なタックルやトライを決めたウィリアム・ビーティ君に、「いいぞ、ウィル」の声が何度も飛んだ。

 10月で13歳になるウィリアム君は本来は「13歳以下」。136センチ、32キロと小柄のため、年下チームにいる。豪州ラグビー協会が昨年始めた制度「サイズ・フォー・エージ」(年齢に合った体格)のおかげだ。

 同制度は、10~15歳の年齢別に身長・体重の基準範囲を設定。例えば13歳以下は、身長147~179センチ、体重36~79キロで、範囲を外れると体力や技術の審査を受け、安全面で必要と判断されると年上や年下のチームに移る。いわば体格別の階級制。昨年は全国で135人が審査を受け、74人が1歳下や1~2歳上のチームに移った。

 ウィリアム君は「体の違いで威圧されるように感じることが少なくなったよ」と満足げ。母親のマリリンさん(50)も「体格の似た子の間でプレーできて、楽しめている」と話す。

 この制度の背景にあるのが競技…

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