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 台風15号による停電の影響から一部で休校が続いていた千葉県の小中学校の大半が17日、授業を再開した。子どもたちは再会を喜びあったが、給食が提供できなかったり、校舎が損壊したりした学校もある。日常を取り戻すには、もう少し時間がかかりそうだ。

 「停電、大丈夫だった?」「折れた木に気をつけて」

 6千戸以上でなお停電が続く千葉県八街市の市立交進小学校では、通学路に教諭らが立ち、11日ぶりに登校した児童に声をかけていた。6年の高根滉介さん(12)は「友だちに会えてうれしい」と笑顔で話した。

 校舎の裏には高圧発電機車があった。停電のため、これで校内の照明をつけ、給水用ポンプを動かす。

 6年1組の教室ではガラスが1枚割れ、そこに段ボールが張られていた。朝のホームルームで担任の内藤智仁教諭(35)は「破片が残っているかもしれないので気をつけて」。

 停電や断水でどんなことに苦労したか、内藤教諭が児童らに尋ねると、「トイレが使えなかった」「ゲームできなかった」と声があがった。内藤教諭は「水のありがたさがわかったよね。まもなく6年生最後の運動会だけど、1週間練習できなかった分をどう埋めるか考えよう」と呼びかけた。

 全13小中学校が休校していた同市ではこの日、一斉に授業が再開された。給食も一部メニュー変更はあるものの再開された。交進小のほか2小学校でも、高圧発電機車を使っている。

 南房総市では市立小中学校全12校と幼稚園6園が再開した。

 市立嶺南小の3年1組の黒板には「みんなではげましあって のりきりましょう」「水道の水をのまないで!」と書かれてあった。朝の全校集会の前、教室で担任の梅田千恵教諭が「先生のうちも少し壊れましたけど、みんなは大丈夫でしたか。久しぶりに会って、みんな元気そうで安心しました」と声をかけると、児童らはにこにこと笑顔で応じた。

 同市では給食センターの調理再…

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