【パノラマ写真】大丸心斎橋店本館が公開=細川卓撮影
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 建て替え中だった大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)が20日に開業する。外壁や内装の一部を再利用するなど、「大正モダン」の名建築とされた旧本館の雰囲気をできるだけ残したのが特徴だ。売り場は高級ブランドや化粧品を充実させるなど、増え続ける訪日外国人客や富裕層の取り込みを図る。

 完成した新しい本館は地上11階、地下3階建て。建物の「顔」にあたる御堂筋に面した部分では中層階まで、旧本館の外壁をそのまま再利用した。

 旧本館は1920年代前半から33年にかけて造られた「大正モダン建築」で、米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作。45年の大阪大空襲で一部を焼失しながらも現役で使われ続けてきたが、耐震性の問題で2015年末に閉館して建て替えに。市民らの保存を求める声に応じ、大丸はできる限り旧館のデザインを残すことにした。

 金属製の装飾品や大理石といった内装でも、安全面を考慮して再利用可能な1254パーツを保存。新しい本館には、このうち3分の2を使ったという。大丸の象徴として親しまれた「孔雀(くじゃく)のレリーフ」はその一つで、心斎橋筋側の玄関に復活した。

 また、劣化が激しいものは型取りするなどして同じ物を再現。こうしたパーツを駆使し、1階のエレベーターホールにも華やかな「アール・デコ様式」のデザインをよみがえらせた。

 18日午前にあった内覧会で西阪義晴店長は「専門家の助言もいかし、長年親しまれた名建築の雰囲気を残すことができた。国内外の方に楽しんでいただければ」と話した。

 新本館の売り場の面積は旧本館…

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