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 中国が輸入しなくなって余ったトウモロコシを日本がすべて買ってくれる――。トランプ米大統領が8月25日の日米首脳会談後の記者会見で、唐突にアピールしたこの「商談の成果」。背景には、来年の大統領選に影響しかねない自らの政策転換があった。日本が成果の演出に一役買った可能性も浮かび上がってきた。

 トランプ氏は仏ビアリッツでの首脳会談の後、安倍晋三首相と会見し、「米国内の至るところでトウモロコシが余っている。中国がすると言っていたことをしていないからだ。日本はそのトウモロコシを全て購入する」と発言した。本来のテーマの日米貿易交渉を脇に追いやり、トウモロコシの成果ばかりを強調した。

 トウモロコシの価格はこのころ低迷していた。指標となる米シカゴ商品取引所の先物価格(12月物)は7月15日に一時1ブッシェル(約25キロ)=4・6ドルをつけた後、下落に転じ、8月23日には2割安い3・6ドル台で取引を終えていた。

 トランプ氏は日本がばくだいな…

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