【動画】「中之島まるごとフェスティバル」で披露する楽曲を練習する箕面自由学園吹奏楽部の生徒たち=小川智、鵜飼真撮影
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 秋の大阪・中之島一帯で音楽を中心とした多彩な催しを繰り広げる「中之島まるごとフェスティバル」(愛称・まるフェス、19~27日)。高層ビルが立ち並ぶ水辺を歩けば、心地良い音に親しめる。

 中之島フェスティバルタワー内のフェスティバルホール大階段では10月27日の午前11時と午後2時の2回、箕面自由学園高校(大阪府豊中市宮山町4丁目)の吹奏楽部(部員115人)が、美空ひばりさんや加山雄三さんのヒット曲などを演奏する。入場自由で無料だが、一部の高齢者用優先席を除いて立ち見。

 同部は、全日本マーチングコンテストで何度も全国大会に出場しており、このフェスへの参加は2014年以来2度目。同部員は、東日本大震災の復興支援のため2013年からこれまで2回、岩手県大船渡市などの小学校やイベント会場で演奏。「リンゴ追分」「君といつまでも」などを披露した。今回も、幅広い年代の人たちに楽しんでもらおう、とヒット曲を中心にメドレーで演奏。出演する115人の約半分は合唱する予定だ。

 ユーフォニアム担当で同部キャプテンの小川花純(かすみ)さん(3年)は「美空さんや加山さんの曲はメロディーが美しくて大好き。懐かしんでもらって、多くの方に元気と勇気と笑顔を届けたい」と話す。部員らは11月にも東日本大震災被災地での演奏を予定している。(鵜飼真)

震災を忘れない、募金呼びかけ

 まるフェスは、東日本大震災の復興支援などの「社会貢献」もテーマに掲げており、今年も各会場で募金を呼びかける。

 以前は募金でピアノを購入して被災地に贈っていたが、昨年から地元・大阪のプロの吹奏楽団「オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ」(略称シオン)と連携。音楽の力で元気を届けたいと、シオンのメンバーを被災地に派遣する「大阪・中之島オトノチカラプロジェクト~震災を忘れない~」に取り組む。

 昨年分の寄金をもとにシオン楽団長の石井徹哉さんら3人が今年4月、岩手県大船渡市を訪問。地元の高校吹奏楽部員約50人に2日間楽器指導をし、住民らを前にした演奏会で共演もした。「『もっとうまくなりたい』という生徒の強い意欲を感じた」と石井さん。

 次回は来春、今回集まった寄金をもとに同県釜石市を訪れる予定だ。(中谷和司)

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 期間中に開かれる、その他の主な催し(日時・場所)は次の通り。

 【コンサート】

 ◆19日15時 ABC with Shionチャリティーコンサート/ABC本社・1階玄関ロビー(※事前申し込みで応募は締め切られました)◆20日①11時半②14時半 クラシック・チャリティー・コンサート/リーガロイヤルホテル地下1階◆26日18時 ワーカーバンドコンサート/中之島ダイビル1階◆26日18時半 矢井田瞳スペシャルアコースティックライブ/中之島ダイビル1階

 【生きた建築ミュージアムフェスティバル】

 ◆26日①14時②14時半③15時④15時半 ダイビル本館ツアー(定員各20人、先着順) 13時半から1階で全4回の整理券配布◆27日①11時②13時 中之島フェスティバルタワー(NFT)ウエストツアー(定員各20人、先着順) 3階で各10分前から受け付け

 【自然災害特集紙面展】

 ◆19~27日 NFT13階

 ※以上はいずれも無料

 【マルシェ・被災地物産展】

 ◆25、26日 NFTウエスト1階、中之島三井ビルディング1階(25日のみ) NFTウエストでは、みやぎセルプ協働受注センターも初出店し、宮城県内の障害者施設が手がけた製品を販売。

 イベント詳細は、中之島ウエスト・エリアプロモーション連絡会(06・6533・5833)のHP(nakanoshima-west.jp)。