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 韓国のソウル中央地検は16日、有名大学や医学大学院への不正進学疑惑が指摘されている曺国(チョグク)法相の20代の娘に対し、初めて任意で事情聴取した。韓国メディアが報じた。曺氏の妻は娘の進学に役立つ可能性がある表彰状を偽造した罪で在宅起訴されており、娘が立件されれば、世論の反発が強まるのは必至だ。

 一方、韓国の法務省は、検察などが捜査する刑事事件の容疑事実を非公表とする方向で、規則の改正を進めている。同省は、前法相時代から検討が進められ、人権擁護や推定無罪の原則を理由としている。

 ただ、曺氏の疑惑に対する捜査が続いているさなかでもあり、野党やメディアからは「身内への検察捜査が強まる中で、不適切だ」との指摘が上がっている。(ソウル=武田肇)