オリックス、西村監督の続投を発表 若手の育成力を評価
プロ野球オリックスの西村徳文監督(59)が来季も指揮を執ることが21日、球団から発表された。チームは5年連続Bクラスが決まっているが、若手を積極的に起用した育成力を評価。湊通夫・球団社長が同日朝に留任を要請し、西村監督も受諾した。新たな契約年数は非公表。
西村監督は2016年からヘッドコーチを3季務め、今季から単年契約で監督に就任。交流戦は2位につけたが、リーグ戦では上位争いに食い込めず、今季は135試合で58勝71敗6分け(9月20日現在)で最下位に沈む。
一方で高卒3年目の山本や榊原ら若い先発投手陣が力をつけ、野手ではドラフト7位新人の中川(東洋大)が交流戦で史上初となる新人での首位打者に輝いた。湊社長は「監督だけでなく、自分も含めて責任がある。若手が台頭して、土台づくりは成功した1年だと思う」と話した。