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 第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第3局2日目の18日、岐阜市の岐阜グランドホテルで大盤解説会があった。囲碁ファン約80人が、張栩(ちょうう)名人(39)と芝野虎丸八段(19)の対局を見守った。

 解説を務めた下島陽平八段(40)は、最近の傾向について「AIの出現で、どこに打っても良くなった」と、定石の変化を説明。聞き手の万波奈穂四段(34)は、対局した両者の特徴について「2人とも早打ち。秒読みに入ることはあまりない」と解説した。

 参加した愛知県知多市の石田啓一さん(69)は「テレビでは言えない冗談も言える。掛け合いが面白い」と、大盤解説のだいご味を語った。

 札幌市から訪れた小学2年の男子児童(8)の目標は、プロ棋士になること。初めて大盤解説を見て「普通に見るより解説付きで見る方が楽しい」と満足した様子だった。(松沢拓樹)