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 国際社会でも高く評価され、日本文化の代表格になったマンガ。その原画が、芸術としての評価や価値が高まっている。各地で始まりつつある原画の散逸や劣化を防ぐための取り組みを探った。

 秋田県南部にある横手市増田まんが美術館。先駆的に原画の保存と活用に取り組んでいることで知られる。収蔵する原画は、「釣りキチ三平」で知られる矢口高雄さんら地元出身のマンガ家を中心に23万枚。5月にはリニューアルオープンし、原画の収蔵庫を広げ、70万枚まで収蔵可能となった。

 原画は紙に描かれるため、酸化や色落ちなどで劣化しやすい。同美術館が収蔵する原画は1枚ずつ中性紙に挟み、24時間体制で温度20度、湿度55%で収蔵庫内で保存する。6万2千枚は高精細スキャナーで読み込んでデジタル保存している。

 マンガへの評価が高い欧州では、制作過程や作者のタッチが表れる原画を重視する傾向が強い。2018年には手塚治虫の原画に3500万円の値がついたこともある。

 9月初め、京都であった国際博物館会議(ICOM)では、英国と韓国、日本の博物館関係者がマンガ原画の保存と展示をめぐって議論した。

 マンガ好きの日本研究者ニコル…

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