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 鳥取県湯梨浜町の温泉旅館12軒でつくる「はわい温泉・東郷温泉旅館組合」(中島伸之組合長)が、大規模災害時に高齢者や帰宅困難者らの宿泊や入浴、食事などを支援する協定を町と結んだ。倉吉市でも昨年、市内でホテルを運営する会社と市が、ホテルに福祉避難所を開設する災害時の協定を結んでおり、自治体と宿泊施設との災害時の協力体制について意識が高まっている。

 湯梨浜町と温泉旅館組合との協定は17日付。同日、町役場で締結式があった。協定によると、組合は町の協力要請があった際に、直ちに町と具体的に協議。状況に応じて、高齢者や障害のある人、乳幼児、妊産婦などの要配慮者らのほか、帰宅が困難な地域住民、観光客らに宿泊や入浴、食事を提供などする。

 宮脇正道町長は「いつどこに大きい災害が起こるかわからないのが今の日本。復旧に時間もかかる。協力は大きな手助けになる」。中島組合長は「比較的プライバシーを確保しながら緊急避難してもらえると思う。温泉の提供や、非常用電源を設置している旅館で携帯の充電もできるのではないか。少しでも平時に近い住環境を提供できれば」と話した。

 倉吉市は昨年11月、市内で倉…

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