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 ロシアの連邦保安局(FSB)は17日、日本海にあるロシアの排他的経済水域(EEZ)で密漁したとして、北朝鮮漁船2隻とモーターボート11隻を拿捕(だほ)し、北朝鮮人船員を拘束したと明らかにした。インタファクス通信によると、拘束された船員は161人に上る。

 同局によると、北朝鮮の漁船は17日、大和堆(やまとたい)と呼ばれる日本海中央部のイカの好漁場で発見された。拿捕の際、1隻の北朝鮮漁船の乗組員が抵抗し、FSBの隊員4人が負傷したという。ロシア外務省は同日、北朝鮮の駐ロシア臨時大使を呼び出し抗議した。

 ロシア極東の日本海では、12日にも違法操業の疑いで北朝鮮漁船16隻が拿捕され、船員250人以上が拘束されている。

 FSBによると、ロシア極東の日本海沿岸の湾内に9月初め、台風を避けるために100隻以上の北朝鮮漁船が避難。台風の通過後も多数がロシアのEEZ内に残り密漁を続けているという。(モスクワ=石橋亮介)