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 千葉県内に大きな被害を出した台風15号が通過した9日未明、同県館山市で秒速約52メートルの最大瞬間風速を記録していたことがわかった。海上自衛隊館山航空基地の滑走路上で観測した。

 気象庁の観測記録によると、館山市で過去に観測された最大瞬間風速の1位は50・0メートル(1979年10月19日)。気象庁と海自では観測条件が異なるため単純な比較はできないが、これまでに気象庁が館山市で観測した最大瞬間風速を上回ったことになる。

 海自第21航空群司令部広報室によると、観測したのは9日午前2時31分で南西の風だった。午前0時半に東南東の風で秒速約27メートル、同1時半に南東の風で約38メートルを観測した約1時間後に秒速約52メートルを記録した。

 館山航空基地は館山市中心部から西に約3キロ離れた館山湾沿いにある。気象庁の館山観測所は市中心部の住宅街の中にある。気象庁の観測では、館山市では9日に秒速48・8メートルの最大瞬間風速を記録した。(川上眞)