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 20日開幕のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の全48試合でラグビーボール形のゴミ袋が配られる。国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)の理念に沿って、観客に楽しくゴミを集めてもらい、ポイ捨てを減らす狙い。国際的スポーツイベントでは例のない取り組みで、企画したNPO法人「グリーンバード」の福田圭祐代表(29)は「気軽な社会貢献の第一歩になればいい」と期待する。

 W杯の12会場で唯一の新設となる釜石鵜住居復興スタジアム(岩手)のこけら落としで昨年8月、グリーンバードが同様の取り組みを実施。3カ月後の日本代表戦でも好評で、W杯は全会場で実施することになった。青学大時代までラグビー部だった福田代表は「W杯はこれまでの集大成。SDGsと言われても何をしていいか分からない人は多いが、今回の活動が入門編になれば」と話す。

 ゴミ袋は1試合あたり1万~1万5千枚配られ、合計50万枚以上。ラグビーW杯や東京五輪・パラリンピックを支援するために作られた財界団体の経済協議会が費用を出し、同会やラグビー選手ら約600人が配布を手伝う。燃えるゴミ専用で、ペットボトルなどは別途分別する必要がある。(野村周平)