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 香港政府は18日、国慶節にあたる10月1日に中国建国70年を祝ってビクトリア湾で行う予定だった花火大会を中止すると発表した。香港で続く抗議デモを受け、観客の安全を考慮したためとしている。

 香港政府は例年、国慶節に合わせて大規模な花火大会を開催。高層ビルのネオンを背景に多くの花火が夜空に打ち上げられ、壮大な景色を楽しもうと大勢の観客で混雑する。中止されるのは、民主化デモ「雨傘運動」の影響を受けた2014年以来。

 香港では今年6月以降、抗議デモが継続し、警察とデモ隊の衝突が相次いでいる。10月に予定されていた女子テニスの香港オープンも延期が発表されるなど、抗議デモのイベント開催への影響が広がっている。(深圳=益満雄一郎)