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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)に出場するロシアは19日、日本戦に向けて東京スタジアムで報道陣に約15分間、練習を公開した。選手は気合の入った声を出し、引き締まった表情で体を動かした。

 2大会ぶり2度目のW杯出場。昨年の日本戦は敗れたものの、前半は22―10とリードする接戦を演じた。力強い突破で日本の反則を誘い、手堅く5PGを積み上げる戦術が当たった。

 技術も高い。なかでも日本戦で先発するSOクシナリョフはキックが正確だ。経験豊富な司令塔は、落ち着きがある。控えのSOガイシンは絶妙なキックパスでボールを散らす。2人の交代で試合途中に攻め手を変え、日本を混乱させる手立ても考えられる。

 ジョーンズヘッドコーチは、自国開催となる日本との準備の差を懸念する一方で「展開が速い試合になると思う。プランはある。全力を尽くす」と話す。

 欧州予選3位だったロシアは一度はW杯の出場権を逃したが、同1位のルーマニアが代表資格のない選手を予選に出場させたとして出場権を取り消され、繰り上げ出場となった。(堤之剛)