待ち構える異界の者ども 想像力と創造力の産物ずらり

有料会員記事

編集委員・中村俊介
[PR]

 奇々怪々な異界の者どもであふれる「驚異と怪異――想像界の生きものたち」展が、大阪の国立民族学博物館(民博、吹田市)で開かれている。鬼、竜、人魚、悪魔に九尾の狐(きつね)――。会場で来訪者を待ち構えるのは、そんな幻獣・霊獣・怪獣のたぐい。国内外で集められた、見る者をギョッとさせる不思議な造形や絵画ばかりだ。

 たとえば、昆虫や甲殻類にひとの顔が不気味に浮かぶメキシコの仮面たち。真っ黒なクモの背で白い顔がニヤリと笑う。なんだか夢に出てきそう。同じ中米の悪魔仮面も口からヘビをはき出し、頭にはドラゴンが乗るなど、とにかく強烈なインパクトだ。

 トゥピラクと呼ばれるグリー…

この記事は有料会員記事です。残り532文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら