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 滋賀県多賀町の山中で見つかった死んだ野生イノシシが、家畜伝染病・豚(とん)コレラに感染していたことを受けて県は19日、県庁で対策会議を開いた。野生イノシシへの感染は近畿地方で初めて。週明けにも山間部にワクチン入りのえさを置くなど、感染拡大を防ぐための作業を始めるという。

 県の関係部局の責任者が参加し、現状や今後の対策を確認した。畜産課の担当者は、国の研究機関が再検査をして豚コレラウイルスの遺伝子を分析した結果、岐阜、愛知県で確認されたウイルスの遺伝子と一致した。今回は近隣県の野生イノシシから伝染したとみられることなどを報告した。

 滋賀県内では2月、愛知県豊田市の養豚場から出荷された豚コレラに感染した豚を介した感染が判明。近江八幡市の養豚場の約700頭を殺処分した。現在、県内に5カ所ある養豚場は野生のイノシシが侵入しないよう、周囲に防護柵を設置しており、異常は報告されていない。

 一方で国は、感染が広がってい…

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