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 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会開幕戦の日本―ロシアで使われるホイッスルが19日、試合会場の東京スタジアム(東京都調布市)に届いた。元ラガーマンの外国人2人が、前回開催地のロンドンから約2万キロを約7カ月かけて自転車で運んだ。

 ホイッスルを運んだのは南アフリカ出身のロン・ルトランドさん(45)と、香港出身のジェームス・オーウェンさん(28)。貧困に苦しむ子どもを支援する国際団体への寄付を募るため、ルートの大半を自転車で、海は自転車とともに船に乗って日本に着いた。

 2人はこの日正午過ぎ、自転車でさっそうとスタジアムに登場。大会関係者に笑顔で手を振って応え、開幕戦で主審を務めるナイジェル・オーウェンズさんと握手を交わし、ホイッスルを手渡した。2人は「無事に東京に着けてほっとした。支えてくれた世界の方々に感謝したい」「明日からは自転車を降りて、日本のジャージーを着て応援する。たくさん試合を見に行って日本の魅力を味わえるのを楽しみにしている」と話した。(原田悠自)