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 高校野球は、来春の第92回選抜大会(出場32校)の重要な選考資料となる秋季大会が本格化している。今夏の第101回全国選手権大会に出場した49代表のうち、19日までに12校が道や県の大会で敗退し、選抜出場が絶望的になった。

 大きな波乱があったのが青森だ。14日に弘前市のはるか夢球場であった県大会1回戦で八戸学院光星が、東奥義塾に15安打を打たれ3―10で八回コールド負けした。八戸学院光星は3季連続で出場した今夏の甲子園で8強入りした。秋の東北大会出場を逃すのは、2007年以来実に12年ぶりだった。

 翌15日、同じ東北地方の福島では聖光学院も姿を消した。初戦となった県大会2回戦で学法石川に2―10で七回コールド負け。戦後最長となる13年連続で夏の全国選手権に出場しているが、秋の東北大会に進めないのは5年ぶりのことだ。

 甲子園4強の中京学院大中京も岐阜県大会2回戦で、甲子園出場経験のない岐阜聖徳学園に延長十一回、5―6でサヨナラ負けした。2季連続だった今夏は初戦敗退したものの、昨春の選抜で8強入りした筑陽学園は、福岡県大会2回戦で強豪の福岡大大濠に4―6で敗れた。

 このほかに、北照(北海道)、秋田中央、日本文理(新潟)、誉(ほまれ)(愛知)、広島商、石見智翠館(島根)、佐賀北、藤蔭(大分)がすでに敗退した。

 夏の全国選手権に出場すると新チームの始動は遅れる。さらに夏の代表校としてのマークもきつくなる。秋の戦いも厳しい。(竹田竜世)