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 警察庁の栗生俊一長官が19日、富山市堀の富山中央署下堀交番を視察した。富山県警は、昨年6月に同市内の別の交番が襲われて警察官が殺害され、奪われた拳銃で民間警備員が射殺された事件を受け、交番内を強化ガラスで仕切るなどの対策を進めている。

 下堀交番は今年4月の建て替えに合わせて、来訪者と警察官の間を強化ガラスで仕切るようにし、敷地内のフェンスなどを設けた。栗生長官は視察後、報道陣に「先進的な取り組みで、各都道府県警にも紹介したい」と話した。

 富山の事件後も、昨年9月に仙台市の交番で警察官が男に刺されて死亡、今年6月に大阪府吹田市の交番前で警察官が男に刺されて拳銃を奪われる事件があった。交番の安全性向上について栗生長官は「防犯強化や複数人勤務を後押ししていきたい」と話した。(田添聖史)