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 台風15号の関東直撃から19日で10日が経った。集落の9割近くの家屋が被害を受けた、千葉県鋸南町の岩井袋地区では、高所作業経験者が、「自主責任」で対応する民間ボランティアとして、屋根にブルーシートを張る作業を行っていた。

 地区では約120軒ほとんどの住宅で、屋根の破れや、瓦が飛ぶ被害があった。一方で、高所作業できる業者は順番待ち状態が続いている。地域には高齢者も多いことから、区長の久保田純史郎さんは「行政の支援はいつになるのか分からず、週末には雨の予報がある」と、民間のボランティアの支援を求めた。

 19日は、命綱やヘルメットを装備した民間ボランティアらが、8棟の屋根に上がり作業した。破損した屋根でシートが破れないよう二重にしたり、太陽光で劣化しにくい土囊(どのう)袋を利用したりするなど工夫し、応急処置をしていた。(高橋雄大)