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 群馬県桐生市は10月から、市内の焼却施設で東京都立川市の事業系一般ごみを受け入れ処理する。立川市など自治体の事業系一般ごみ回収を請け負う廃棄物処理業の「オリックス資源循環」(埼玉県寄居町)と18日、桐生市が協定を結んだ。ごみ減少で施設に生じた余力を活用したい市と、炉の故障に備え自社施設に余力を残したい同社の利害が一致した。

 市によると、民間事業者を介し自治体が区域外の一般ごみを受け入れるのは全国で初めてという。

 桐生市新里町野にある市清掃センターの焼却施設は、同市とみどり市、伊勢崎市赤堀の一般ごみを処理している。年間10万6500トンの処理能力に対し、2018年度の焼却量は6万2千トンで、稼働率は60%弱にとどまる。

 センターは現在、3基の焼却炉のうち点検中の1基を除く2基を運転させている。だが、焼却量が年6万3千トンを下回ると、1基のみの運転となり、隣接する新里温水プール(カリビアンビーチ)の熱源や、施設で使う電力の安定供給ができなくなる恐れがある。「現在はぎりぎりの状態」(センター)という。

 一方、寄居町にあるオリックス…

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