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 大阪を代表する玄関口、阪急の梅田駅(大阪市北区)が10月1日、「大阪梅田駅」に名を変える。100年以上親しまれてきた一大ターミナル駅。なぜこの時期に?(古田寛也)

 朝夕のラッシュ時、京都や神戸、大阪・北摂地域などを結ぶ電車が、駅構内をひっきりなしに行き交う。「マルーン色」と呼ばれる小豆色の電車が並ぶ姿は圧巻だ。1日に平均約50万8千人が乗り降りする。

 周辺にはJR大阪駅や阪神の梅田駅、大阪メトロ御堂筋線の梅田駅、谷町線の東梅田駅、四つ橋線の西梅田駅がひしめき合い、「大阪」「梅田」の表記が乱立。阪急電鉄によると、「紛らわしい」「場所が分かりづらい」などの声が多く寄せられていたという。

 訪日外国人らにとっては、なおさら難解だ。東京の大学に留学中で、学会のために初めて大阪を訪れたサウジアラビア出身のモハメド・アハメドさん(24)は「OSAKAは分かるけど、UMEDAは初めて知ったよ。新しい駅名の方が親切だよね」。

 大阪府と市などが出資する大阪観光局によると、2018年にビジネスや観光で大阪を訪れた外国人は約1142万人に上る。14年から4年で3倍に。来年は東京五輪、25年には大阪万博を控える。さらに外国人旅行者らは増えると見込まれる。

 改称には、経営的な理由も。京都市の「河原町駅」を「京都河原町駅」に、大阪大学に近い石橋駅(大阪府池田市)も「石橋阪大前駅」に改称するが、看板の掛け替えや運賃表など関連するシステムの改修に約5億円かかる。折しも消費増税による運賃値上げのタイミング。「増税のシステム改修と同じ時に改称してしまえばコストは抑えられる」と狙い定めた。

 梅田駅と阪急百貨店を横切るJ…

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