【動画】ラグビーワールドカップが開幕。期待の日本代表、外国出身選手が多いわけは
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 4年に1度のラグビー・ワールドカップ(W杯)の日本大会が20日午後7時45分、東京スタジアム(東京都調布市)である日本―ロシア戦で開幕する。五輪・パラリンピック、サッカーW杯に次ぐ世界3大スポーツイベントの一つと言われる大会。11月2日の決勝までの44日間、全国12会場で48試合が行われる。

 9回目となる今大会は、競技の国際化を目指して初のアジア開催となった。182万枚用意されたチケットは17日現在で95%が販売済み。大会組織委員会によると、海外から約40万人が訪れるとみられる。

 大会には「オールブラックス」の愛称で世界的に人気があるニュージーランド、競技発祥の地・イングランドなど20の国・地域の代表チームが参加。4組に分かれて1次リーグを戦い、各組上位2位までが準々決勝に進出する。

 1次リーグA組に入った日本は初の準々決勝進出を目標に掲げる。3大会連続出場となる主将のリーチ・マイケル(30)は「最高の準備をしてきた。日本にとって最高のW杯になると思う」と胸を高鳴らせる。

 ラグビーは国籍に関係なく「3年間継続して居住」などの条件を満たせば代表資格を得られ、今回の日本は選手31人中、海外出身者が15人を占める。リーチは「多様性のあるチーム。グローバル化が進む日本社会に何かメッセージを発信したい」という。

 開幕戦の相手となるロシアとは昨年11月にも対戦し、日本が32―27で競り勝った。バックスの切り札としてトライが期待される松島幸太朗(26)は「相手は大きな体格を生かして向かってくると思う。日本は受けに回らず、自分たちから攻撃を仕掛けたい」。日本の伝統でもある素早い展開攻撃で勝利をもぎ取る意気込みだ。(菅沼遼)