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 世界遺産の石造りの街並みを、色とりどりのクラシックカーが駆け抜けるキューバの首都ハバナ。きれいに手入れされた観光客向けのオープンカーから、ぼろぼろの乗り合いタクシーまで、様々な車が行き交う光景は多くの観光客を魅了してやまない。半世紀以上も昔の車がなぜ、今も現役で走り続けるのか。(ハバナ=岡田玄)

 スペイン植民地時代をしのばせる建造物が立ち並ぶハバナ旧市街。ワックスで磨かれた米国製クラシックカーが、観光客を乗せて風を切る。鮮やかな色のオープンカーが古い町並みを走る様子は、ハバナの象徴的な光景だ。

 一方で、街中では黒い煙を吐き出して走るくすんだ色のクラシックカーも目につく。こちらは市民を詰め込んだ乗り合いタクシー。そのうちの1台はドアノブが針金で、シートは破れたまま。速度計も動かない。ステレオだけは好調で、鉄のフレームがむき出しの車内に、愛を歌うサルサが大音量で流れていた。

 クラシックカーの多くは20世紀中ごろの米国製だ。当時、米国人に人気の観光地だったキューバには、たくさんの米国車が持ち込まれた。1959年、故フィデル・カストロ氏が率いたキューバ革命で親米政権が倒れると、米国人は着の身着のままで脱出。その時の車が今も使われているのだ。

 それにしても、なぜ現役で走り…

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