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 熊本地震で被災した人を対象にした災害公営住宅「長陽西部団地」5棟10戸が南阿蘇村河陽の黒川地区に完成し、20日に落成式があった。村では3カ所目の災害公営住宅となる。

 2戸1棟で、同じ棟の2戸の間には広い土間を配置。団地内を回遊するように歩道が整備されている。10月1日から6世帯の入居が決まっている。

 黒川地区では、多くの住宅や東海大生の住むアパートが倒壊するなど大きな被害が出た。現在は住宅の再建も少しずつ進み、住民45世帯のうち33世帯が自宅を修復または再建してこれまでに地区に戻ったという。

 団地のある旧長陽西部小の敷地は、今後も村が旧校舎の教室を改修して交流拠点などを整備する予定で、地区の復興の中心的な場所と位置づけている。

 村によると、今夏時点で仮設住宅に暮らす住民はみなし仮設を含め94世帯。10月には最後となる四つ目の災害公営住宅団地が完成する見通し。(後藤たづ子)