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 大分県別府市が誇る国指定伝統的工芸品の「別府竹細工」。その認知度を高めようと、市はラグビーワールドカップ(W杯)が開幕した20日から、「ラグビーボール型竹細工モニュメント」の展示を市内2カ所で始めた。観光で訪れている外国人らに好評だ。

 別府竹製品協同組合(岩尾一郎理事長)が8月から約1カ月をかけ、県内産の真竹を使って「やたら編み」の技法で編み込んだ。高さ約1・5メートル、最大直径は約1・2メートルにもなる。

 一つはJR別府駅の外国人向け観光案内所「ワンダーコンパス別府」に展示。同所は今年4月に開設され、外国人観光客が多く訪れる。もう一つは市内鶴見の実相寺グラウンドそばの市竹細工伝統産業会館(同市東荘園8丁目)に置いた。グラウンドは、W杯のキャンプで訪れる強豪国・地域のチームが使用し、多くのファンも来ると見込まれる。両施設とも営業時間中は無料で観賞できる。

 3週間の予定で夫妻で来日し、別府を訪れたイギリス人のゴーヒレムさん(55)は案内所でモニュメントを見て、「細やかだけど大きいね」と驚き、抱きついていた。(加藤勝利)