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 iPhoneやiPadに京都発の文字の書体(フォント)が使われているのを知っていますか? 地元の地名「柊野(ひらぎの)」に由来する「ヒラギノ」と呼ばれるフォントで、読みやすいデザインが特徴だ。企業の海外進出や訪日外国人客の増加により国内外で商機が広がり、存在感を高めている。

 ヒラギノは、精密機器メーカーのSCREENホールディングス(京都市)の子会社、SCREENグラフィックソリューションズが手がける。新たな組み版システムに対応するため開発し、1993年に売り出した。文字の濃度を均一にし、1画ごとの余白を均等に見えるように工夫した。このため文字が小さくなっても読みやすいという。「クールで現代的なデザイン」がコンセプトだ。

 一躍有名になったのは2000年。故スティーブ・ジョブズ氏が、米アップル社のMacOSⅩ(テン)に日本語フォントとして標準搭載したためだ。やがてデザイン業界を中心に幅広く使われるようになった。

 近年は、海外企業からの依頼が増えているという。「毎週、中国企業から問い合わせが何件も来る」とSCREENグラフィックソリューションズの担当者。カタログなどのデザインにこだわる傾向が強まり、高品質な書体や、中国語と日本語で統一したフォントが求められてきた。今夏には、米国の流通大手が全社的に使うフォントにヒラギノを採用した。

 海外でのニーズの高まりを受け…

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