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 読み終えた本にしおりを挟み、別の人が置いていった本と物々交換するサービスを、香川県琴平町のしおり販売店が始めた。毎月1枚の絵からしおりを作り、「旅のお守りに」と売ってきた若い夫婦が営む「栞(しおり)や」。本としおりを贈り合うユニークな仕掛けで、旅人の出会いを演出する。

 金刀比羅宮の参道の100段目を過ぎた辺り。脇に延びる路地の先に、「栞や」の小さな看板がある。にぎやかな参道とうってかわって、鳥のさえずりが聞こえる静かな一軒家だ。

 岸本紗奈衣(さなえ)さん(30)の祖父母が所有していた空き家を、夫の浩希さん(30)と改装し、昨年12月にオープンした。本としおりを贈り合う「旅する栞や文庫」は、その2階にある。

 訪問客は、読み終えた本を1冊…

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