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 トヨタ自動車は20日、スポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」シリーズの累計世界販売が8月末までに1千万台を超えたと発表した。初代発売から68年。現在は約170の国・地域で販売されている。中近東やアジアを中心に、信頼性や耐久性の高さが支持されているという。

 初代にあたる「トヨタジープBJ型」が1951年に発売され、54年に「陸の巡洋艦」を意味するランドクルーザーの名前になった。55年に売り出した「20系」から、本格的な輸出を開始。未舗装路や岩場といった条件が悪い道も走れるとして、今では新興国でも人気があり、「砂漠の王」と呼ばれることもある。国内では「ランクル」の愛称で親しまれている。

 シリーズには、「ランドクルーザー」「ランドクルーザープラド」のほか、高級ブランド・レクサスの「LX」「GX」も含む。

 2018年の世界販売は37・9万台。中近東が13・2万台で3分の1を占める。ほかの地域では、欧州5・4万台、オセアニア4・6万台、日本3・0万台。大半を日本で生産している。

 トヨタは「今後も世界中のあらゆる道で使われることを想定し、最も厳しい基準を課し、唯一無二の存在をめざした車づくりを続ける」としている。

 1千万台を超えたトヨタ車には、累計4750万台超の主力車種「カローラ」のほか、ピックアップトラック「ハイラックス」やセダン「カムリ」がある。(竹山栄太郎)