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 日本の介護を学ぶため中国の元新聞記者秦爽(シンソン)さん(30)が福岡市博多区の福岡介護福祉専門学校に入学して半年になる。福岡での生活にも慣れ、学校の外でも日本語教室に通い、アルバイト先の介護施設で働く。介護と日本語の勉強漬けの日々だ。

 秦さんは他国の留学生ら同級生18人と平日午前9時から午後3時まで授業を受ける。介護の基本やコミュニケーション法のほか、介護関係法令、介護保険制度などの講義が中心。机の上には教科書やノートとともに電子辞書を置き、わからない日本語はすぐに検索する。9月初めの定期試験では「合格点が取れていた」と一安心の様子だった。

 1990年創立の同校は今年4月、初めて留学生を受け入れた。小笠原靖治校長は、日本の進んだ介護を学んで中国に最適な介護を広めようという秦さんの志、新聞記者としての社会人経験と探究心を見込んで前期のクラス委員長に推した。同級生の渡邉優真さん(18)は「しっかりしていて物知りで日本のことにも詳しい。コミュニケーションの取り方もうまい」と頼りにする。

 秦さんは6月から、土日を使っ…

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