宮内庁は20日、上皇后美智子さまが受けた乳がん摘出手術について、最終病理診断の結果、がんは切除され、再発リスクは非常に低いと判断されたと発表した。ホルモン剤が効くタイプのがんと診断され、美智子さまは今後、ホルモン療法を受けるという。

 宮内庁によると、左胸に見つかった乳がんを手術で取り出し、組織周辺の病理検査をしたところ、がんの広がりは確認されなかった。ホルモン療法に加え、定期検診を3カ月から半年ごとに実施していく。治療方針は、年齢や体力などを考慮して、決定された。

 美智子さまは同日、上皇さまと一緒に病理診断の結果を聞き、安心した様子を見せたという。美智子さまは今月8日に、東京都文京区の東京大学医学部付属病院で乳がんの摘出手術を受け、10日に退院した。(長谷文)