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 佐賀県内でこの夏開かれた「さが総文」。弁論部門では、長崎県立波佐見高校の佐伯悠悟さん(3年)が優良賞を受賞した。佐伯さんは脳性まひで、生まれつき足が不自由だ。車いすでステージにあがり、自身の障害について語った。

 「僕は何事をするにも不自由な人間です。けれども、決して害に苦しむ人間ではありません」。切々と訴えかける声に、会場の人々がじっと耳を傾けた。

 最初に触れたのは、2016年に神奈川県相模原市の障害者施設で19人が殺害された事件。驚いたのは、被告の差別的な発言に対し、「障害者は不幸しかつくれない」などと同調する声が聞かれたことだった。「僕たち障害者はまるで邪魔者のようだ」と思った。

 思い出すのは小学生の頃、地域…

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