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 大手ワインメーカーのメルシャンが運営する「シャトー・メルシャン椀子(まりこ)ワイナリー」が21日、上田市内にオープンする。同市で初のワイナリーで、年間の生産量は約5千ケース(約6万本)、2万~3万人の来客を見込んでおり、地元の期待も大きい。

 ワイナリーは同市丸子地域の丘陵地に建てられ、鉄骨2階建てで1階が醸造施設、2階はテイスティングカウンターやワインショップ。約30ヘクタールのブドウ畑(ヴィンヤード)に囲まれ、浅間山や蓼科山、北アルプスなどが一望できる。

 一帯はかつて桑畑だったが、養蚕業の衰退で荒廃地となっていた。地元の働きかけもあり、2003年にメルシャンが「椀子ヴィンヤード」を開園。メルローやシャルドネ、シラーなどを勝沼(山梨県)にあるワイナリーで醸造し、国際コンクールで金賞を受賞するなど高い評価を得ている。

 20日の内覧会で、メルシャンの長林道生社長は「ワイナリーを通じて地域の活性化に貢献したい」。土屋陽一市長は「多くの人に訪れてもらえるよう、行政も周辺環境の整備に取り組みたい」と話した。メルシャンは21~23日、上田駅から無料送迎バスを運行する。(土屋弘)