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 東京・池袋で4月、車が暴走し12人が死傷した事故で、亡くなった母娘の遺族が20日、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)への厳罰を求める署名約39万筆を東京地検に提出した。

 その後、都内で記者会見し、妻の松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)を亡くした会社員男性(33)は「署名活動を通して人ってこんなに優しくて温かいんだと感じた。その思いを無駄にせず、僕と同じように苦しむ遺族が今後出ないよう厳罰を求めていきたい」と語った。那覇市から駆けつけた真菜さんの父、上原義教さん(62)も涙ながらに署名への感謝の思いを伝えた。

 警視庁は、飯塚元院長を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで書類送検する方針を固めている。