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 老朽化に伴う岩手医科大付属病院の移転作業が21日、行われた。盛岡市の病院から、約9キロ離れた矢巾町の新病院まで、入院患者114人を1日で搬送する大移動となったが、搬送中に患者の容体が急変するといったトラブルもなく、午後3時50分にすべての患者の移送が完了した。

 搬送は午前8時ごろから始まった。医師や看護師のほか、消防隊員や自衛隊員も加わって、約50台の救急車や自衛隊の車両が患者を乗せ、次々と新しい病院に向かった。医師や看護師が「気をつけて」と互いに声を掛け合いながら、患者をストレッチャーに乗せて慎重に車両まで運んだほか、迷彩服姿の自衛隊員も患者に付き添いながら、赤十字のマークが描かれた自衛隊車両に搬送していた。

 重症患者を乗せた車両は時速20キロで走行するなど患者の容体に応じた搬送方法をとった。矢巾の新病院に到着すると、医師らが患者たちを院内に運び込んでいった。搬送終了後、小川彰理事長は「交通規制など県民のみなさんのご理解も頂き、無事移転することができた。これから恩返ししていきたい」と語った。

 新付属病院は24日から外来や救急、緊急手術を受け付ける。盛岡市内丸の病院は計31の診療科を維持し外来診療を継続する。小笠原邦昭病院長は「24日から開院する新病院にはたくさんの患者さんが来る。しっかり治療に取り組んでいく」と話した。(中山直樹、緒方雄大)

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