腸内環境改善へタッグ 食品や薬品、そして繊維大手も

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上地兼太郎
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 ヨーグルトや食物繊維などを組み合わせ、腸内環境を整える食品などを新たに開発・販売するため、森永乳業と帝人、武田薬品工業グループの武田コンシューマーヘルスケアと東亜薬品工業の4社が新たな組織「大腸活コンソーシアム」を立ち上げた。

 森永や武田、東亜薬品はもともと、自社製品のため、腸の調子を整えるビフィズス菌や「酪酸(らくさん)菌」の研究・開発に実績がある。帝人は、衣料向け繊維や新素材「炭素繊維」などに加え、近年は食物繊維といった機能性食品や医薬品へも商いを広げている。豪州の研究機関が開発し、帝人がアジアでの独占販売権を持つ大麦「バーリーマックス」は、ファミリーマートのおにぎりのほか、パックごはんやシリアルなど、さまざまな食品に使われている。こうした実績もあり、コンソーシアムに加わることになった。

 コンソーシアムはまず新商品…

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