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 サウジアラビアで起きた石油施設への攻撃をめぐり、同国政府は20日、東部フライスとアブカイクにある施設を朝日新聞を含む一部メディアに攻撃後初めて公開した。サウジが無人機(ドローン)や巡航ミサイルで攻撃を受けたとする現場では、復旧に向けた作業が進められていたが、黒く焼け焦げた生々しい痕跡が残っていた。

 首都リヤドからサウジ政府が手配した飛行機で約25分。延々と続く広大な赤茶色の砂漠に囲まれたフライスの空港に降り立つ直前、黒煙を上げる油田や、石油の貯蔵タンクとみられる施設も見えた。フライスは同国随一の油田地帯だ。空港からバスで10分ほどの施設内では携帯電話の使用は許されず、写真撮影は2カ所のみ。入り口には銃を構えた警備員がおり、厳重な警備態勢を感じさせた。

 攻撃を受けた高さ約90メートルの銀色の石油処理施設の一つは真っ黒に焦げて鉄骨がひしゃげていた。巡航ミサイルが使われたとされる。上部の鉄骨は攻撃で大きく傾いて今にも崩れ落ちそうになっており、衝撃の強さが見て取れた。手元の方位磁針では、攻撃を受けたとみられる方角は、サウジや米国が主張する北側を指した。穴の開いたパイプに近づくと、焦げた臭いが鼻をついた。規制線のなかでは100人以上いる作業員が復旧作業に当たり、攻撃で地面に飛び散った石油を洗い流す作業も行われていた。施設の担当者は「9月末には通常の処理能力に戻る」と自信を見せた。

 攻撃を受けたのは、国営石油会…

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