[PR]

 近代哲学の祖と呼ばれるカントの伝記を、福岡県岡垣町の元教師、石井郁男さん(87)が9月に出版した。等身大の「人間カント」を生い立ちから描き出し、山脈に例えられるその思想にふれる手掛かりとした一冊だ。

 中学で社会科を教え、大学講師も務めてきた石井さんは、歴史や教育などの分野で約30の著作がある。「はじめての哲学」(2016年、あすなろ書房)という本では14人の哲学者を紹介したが、今回はカントにしぼって書いた。タイトルは「哲学の巨大な貯水池 カントの生涯」(税別1500円、水曜社)。

 ドイツを代表する哲学者カントについての本は数多いが、「入門書」とうたったものでも難解と言われる。石井さんは「カントがどういう人間だったか、を主に書いたら興味を持続して読んでもらえるのでは」と考えた。

 18世紀に生まれ、学問に捧げ…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら