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 俳優の古村比呂さん(53)が21日、山口市で「がんと共に歩む」と題して講演し、7年間で3度に及ぶがん闘病体験を語った。

 古村さんは2011年末、産婦人科で勧められた検診で子宮頸(けい)がんが見つかり、翌年3月、子宮を全摘出する手術を受けた。

 医師に全摘を告げられた際、「子宮がなくなると女の人は何者になるんだろうと考えた。離婚直後で、3人の子どもはどうなるのか」と振り返った。手術後は「私に起こっている悪いことをすべて子宮が受け止めてくれた」と考えられるようになったという。

 5年後の17年3月、がんの再発が分かり、抗がん剤と放射線治療が始まった。めまいや発熱といった副作用が激しく、ベッドから起き上がれなくなったが、5月に寛解した。

 ところが同年11月、肺とリンパ節に転移が見つかった。「再々発し、がんと闘う気持ちになれなくなった。髪や眉、鼻毛までごそっと抜け落ち、後がないという気持ちになった」と明かした。そんな時、次男や三男から「そんな日もあるさ」と、何げない言葉をLINEなどで掛けられたことが支えになったという。

 古村さん自身、抗がん剤治療を…

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